2023年7月8日に犬山市前原のある虫鹿神社で、
『蝗送り（むしおくり）』の行事が
3年ぶりに行われました。

コロナ前は『虫送り縁起物語』を毎年語らせていただいていたので、
久しぶりにお声がけをいただき、台本に少し手を加えて、
語ることにしました。

ずっとご尽力されていた方が、お身体の加減で引退されたこともあり、
新しい役員さんが、一つ一つ確認しながら進めていらっしゃいました。

地域に残る行事は、一旦途切れてしまうと復活させることが難しいので、
継続することに力を入れている、前原地区の方々のご努力に頭が下がります。

私が語らせていただく『虫送り縁起物語』は、
ご尽力されていた古老から聞き取りを行い、
創作を交えて物語にしたお話しです。

地域の子供会の高学年の子どもたちの前で語るのですが、
真剣に耳を傾けてくれ流姿が、とても嬉しかったです。

語り終わった後に、保護者の方から
「とてもよく分かったし、あのお話しなら、
低学年の子達にも聞かせたかった」と言っていただきました。

10月8日には、同じ前原地区にある天道宮神明社で、
赤鬼まつりが開催されます。

赤鬼を囃し立てて、無病息災を願う祭りです。

以前、取材をさせていただきましたが、
今年は、また、見に行きたいと思っています。